「上製本」とは?ハードカバー製本の魅力と用途を徹底解説

投稿日:2026年1月7日

上製本された本のイメージ

記念誌や写真集、自分史など、特別な一冊を形に残したいと考えたとき、どのような製本方法を選びますか?今回は、高級感と優れた耐久性で選ばれる「上製本(じょうせいほん)」について、その魅力と特徴を詳しくご紹介します。

上製本は、一般的に「ハードカバー製本」として知られており、長期間の保存を目的とした本づくりに最適な製本方法です。

上製本(ハードカバー製本)とは?

上製本とは、厚手の芯材に印刷紙や布などを貼り付けた硬い表紙(ハードカバー)で、本文を綴じ込む製本方式です。別名「本製本(ほんせいほん)」とも呼ばれ、丈夫で見た目にも重厚感があるのが大きな特徴です。

本文は糸でしっかりと綴じられる(糸かがり綴じ)ことが多く、開きやすく、ページが抜け落ちにくい構造になっています。

上製本のメリット

上製本が特別な一冊に選ばれるのには、多くの理由があります。

  • 高級感と重厚感:硬い表紙はしっかりとした手触りで、大切な本にふさわしい風格を与えます。箔押しなどの特殊加工との相性も抜群です。
  • 優れた耐久性と保存性:頑丈な作りで、衝撃や経年劣化から中身をしっかりと守ります。数十年単位での長期保存が可能です。
  • 開きやすさ:糸で綴じるため、どのページも根元までしっかりと開くことができます。見開きの写真や図版が多い写真集や画集にも最適です。

上製本の主な用途

その高級感と耐久性から、上製本は以下のような、大切に長く残したい本の製作に利用されています。

  • 記念誌、社史、自分史
  • 卒業アルバム、卒園アルバム
  • 写真集、画集、作品集
  • 学位論文、博士論文
  • 小説やエッセイなどの単行本

並製本(ソフトカバー)との違い

上製本(ハードカバー)としばしば比較されるのが、並製本(ソフトカバー)です。並製本は、文庫本や雑誌のように、本文と表紙を同じサイズの柔らかい紙で作り、背を糊で固める「くるみ製本」が一般的です。

上製本に比べてコストを抑えられ、軽量で持ち運びやすいメリットがありますが、耐久性や高級感の点では上製本に軍配が上がります。用途や予算に応じて最適な製本方法を選ぶことが大切です。

まとめ

上製本(ハードカバー製本)は、単に情報を記録するだけでなく、「大切な思い出」や「後世に伝えたい価値」を形にするための製本方法です。しっかりとした作りは、本そのものに特別な価値を与えてくれます。

当社では、お客様の想いを込めた特別な一冊を、小ロットから「本製本」で丁寧に仕上げます。ご予算やデザインに応じて最適な仕様をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。