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Z折りとは?特徴やメリットを分かりやすく解説
投稿日:2025年10月30日
パンフレットやリーフレットを制作する際、どのような折り方を選ぶかは、デザインと同じくらい重要な要素です。数ある折り加工の中でも、特にポピュラーで使いやすいのが「Z折り」です。
本記事では、このZ折りの基本的な知識から、そのメリット、効果的な使い方までを分かりやすく解説します。
Z折りとは?
Z折りとは、1枚の紙を3つの面になるように、ジグザグに2回折る加工方法です。折り畳んだ紙を横から見ると、アルファベットの「Z」の形に見えることから、この名前が付けられました。別名で「外三つ折り」とも呼ばれます。
3面
                                  2面
                                  1面 (表紙)
                              山折り・谷折りを交互に繰り返すことで、横から見るとZ字に見えます。
コンパクトに収納できる一方、開くと6面(表裏)を使って多くの情報を掲載できるのが大きな特徴です。
Z折りのメリット
Z折りには、情報を効果的に伝えるための多くのメリットがあります。
- ストーリー性のある構成が可能:ページを順番に開いていく形になるため、順を追って商品やサービスを紹介したり、物語性のあるコンテンツを展開したりするのに適しています。
- 多くの情報を整理して掲載:合計6面を利用できるため、情報をセクションごとに整理し、すっきりと見せることができます。
- コンパクトで郵送にも便利:A4サイズのチラシをZ折りにすると、長3封筒にぴったり収まるサイズになり、ダイレクトメール(DM)として送る際の郵送コストを抑えることができます。
- 印刷面を保護:折り畳んだ際に印刷面同士が直接触れ合わないため、インクの擦れや汚れを防ぐ効果も期待できます。
Z折りの主な用途
その汎用性の高さから、Z折りは様々な印刷物で活用されています。
- 会社案内・パンフレット
- 商品・サービスのリーフレット
- ダイレクトメール(DM)
- イベントのプログラム
- 施設のフロアマップ
- 簡易的な取扱説明書
また、書籍や雑誌の中で、大きな図や地図を見せるために一部だけZ折り(片袖折り)にして挟み込む、といった使い方もされます。
まとめ
Z折りは、情報を整理し、順序立てて伝えたい場合に非常に効果的な折り方です。コンパクトでありながら多くの情報を盛り込めるため、パンフレットやリーフレット、DMなど幅広い用途で活躍します。
次に印刷物を作成する際は、このZ折りを加工の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。伝えたい情報がより効果的に、魅力的に伝わるかもしれません。
 
                